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更新日:2021年12月6日
東京都は、「『未来の東京』戦略」及び「ゼロエミッション東京戦略」において、水素技術の開発・利活用の促進により、水素社会の実現に向けた取組を加速することとしており、特に再生可能エネルギー由来の水素を、脱炭素社会実現の柱に位置付けています。
福島県浪江町内においては、2020年3月から太陽光発電の電力を利用した世界最大級の水素製造施設での実証研究が開始されるなど、水素製造に関する技術開発が積極的に進められています。福島県郡山市内においても、再生可能エネルギーの大量導入を加速するための研究開発が実施されており、水素キャリア製造・利用技術等の開発が行われています。
東京2020大会時の選手村内では、福島県浪江町内及び福島県郡山市内において再生可能エネルギーを用いて製造された水素を、選手のリラクゼーションハウスや宿泊棟の一部で活用しました。
活用期間
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会期間中
大会期間中における水素の使用量(実績)
約4,000Nm3
水素運搬時のトラック・カードルラッピングについて
水素の運搬時には、トラックやカードルにラッピングを行いました。
ラッピングデザイン
【トラック用】
【カードル用】
※水素運搬等によって排出される温室効果ガスのカーボン・オフセットについて
東京2020大会選手村への福島県産再エネ由来水素の運搬等により発生した温室効果ガス(CO2)について、カーボン・オフセットを実施しました。
○ カーボン・オフセットの範囲
福島県産再エネ由来水素のトラックによる運搬、PR用印刷物、都職員による現場立合い 等
○ 温室効果ガス削減行動
エコドライブの実施、連絡体制の整備による都職員の立会い回数の削減 等
○ カーボン・オフセット量
27t-CO2 ※約10世帯から1年間に放出されるCO2排出量
○ オフセットクレジットの情報
東京都キャップ&トレード制度における省エネ等の取組で創出された超過削減量
(CO2削減クレジット:第二計画期間に創出されたもの)
創出事業所:東京都廃棄物埋立管理事務所(東京都江東区青海3丁目地先)
○ クレジットの無効化日 令和3年12月2日
○ 無効化証書
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