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更新日:2018年2月9日
昭和32(1957)年12月 台東区浅草
工場やビルなどから排出されるばい煙による大気汚染の悪化を受け、東京都では、昭和2(1927)年に衛生試験場が都内の降下ばい塵調査に着手。昭和9(1934)年には、ばい煙防止デーが開催されました。昭和24(1949)年には『東京都工場公害防止条例』が、昭和29(1954)年には、主にビル暖房の煙害防止を図ることを目的とした『ばい煙防止条例』が公布されています。しかし、東京への人口、産業の集中がさらに進むと、これらの規制の効果は、次第に薄れてしまいました。そして、昭和37(1962)年には、スモッグが全国的に社会問題化していきます。
なお、2枚の写真からは、当時、環境を担当する部署が衛生局だったことが見てとれます。
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