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更新日:2018年2月9日
※平成15年9月当時の情報です。
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東京の空をきれいにするために、「ディーゼル車規制」を実施します。
改善されない東京の大気汚染
工場のばい煙に代表される産業型の公害は、各種の規制強化によって、ある程度改善されてきました。しかし、自動車から排出される粒子状物質(PM)や窒素酸化物(NOx)などの汚染物質により、東京の大気汚染は現在でも深刻な状況にあります。特に、PMは、肺ガンや呼吸器系疾患など、人への有害性が強く懸念されているほか、都の研究により花粉症に関する影響が確認されており、都民の生命と健康に大きな影響を与えています。
ディーゼル車対策の必要性
過去20年間の間に、自動車の増加や交通量の増大に加えて、汚染物質を大量に排出するディーゼル車が増え続けてきました。PMやNOxの主な排出源は自動車ですが、自動車排出ガスに由来するPMのほとんど、NOxの7割はディーゼル車から排出されており、深刻な大気汚染の原因となっています。
一刻も早く大気汚染を改善するためには、汚染物質を大量に排出するディーゼル車を規制する必要があります。しかしながら、国は自らの責任を放棄し、必要な対策を怠ってきました。
ディーゼル車走行規制の実施
そこで東京都は、都民の健康と安全を守るために条例を制定し、首都圏八都県市と協力して、埼玉、千葉、東京、神奈川の全域で、一斉にディーゼル車の走行規制を実施します。
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お問い合わせ
このページの担当は東京都環境局です。
