島しょにおけるエコツーリズムのしくみ
自然保護と観光利用の両立が目的です
将来にわたって受け継ぐべき貴重な自然がある地域で、豊かな自然と触れ合える仕組みを作り、その保護と適正な利用を図ることを目的としています。
東京都の島しょ地域における自然の保護と適正な利用に関する仕組
自然環境保全促進地域を指定します
次の条件の両方を満たす地域を、自然環境保全促進地域に指定します。
- 生物多様性、地形・地質、景観などの面で優れた地域であること
- 人の過剰利用による影響を受ける恐れのある地域であること
適正な利用のルールを設定します
自然環境保全促進地域の自然を壊さず楽しんでいただけるよう、適正な利用のルールを定めます。ルールでは、次の項目を設定します。
- 利用する区域や経路
- 利用する時期や時間
- 一日当たりの利用者数の上限
- 一人のガイドが担当する利用者数
このルールは、自然環境保全促進地域で行うモニタリング調査結果などにより、必要に応じて見直していきます。
東京都自然ガイドが同行します
自然環境保全促進地域を利用する際には、都認定の「東京都自然ガイド」が同行し、適正な利用などを指導します。東京都自然ガイドは、地元住民を中心に都が養成し、認定します。その主な役割は次のとおりです。
- 利用者に対する自然の解説
- 適正な利用のルールに基づく自然環境保全促進地域の利用の指導
- 自然環境保全促進地域の自然環境モニタリング調査への協力など
お問い合わせ
このページの担当は自然環境部 緑環境課 自然公園計画担当です。
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