東京都環境白書2022
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1⼤気環境等の更なる向上2022年度の主な取組と課題等2023年度の主な取組(⼤気環境)•給油時のガソリンの揮発によるVOCの発⽣を抑制するため、ガソリン蒸発ガス回収機能が付いた計量機(StageⅡ)の設置補助の対象を拡充•⼯場内塗装、印刷やドライクリーニングに係るVOC排出低減設備の導⼊⽀援を実施•快適な⼤気環境「Clear Sky」の実現に向け、⼤気改善に資する取組を⾏う都⺠向けのサポーター制度を創設し、都⺠⾃らがPRできる環境を整備VOC排出削減率の低い給油部門や民生部門への対策強化が必要大気環境改善に係る都民の認知は低く、特に、次世代を担う低年齢層への訴求が不足•StageⅡの補助を引き続き実施するとともに、StageⅡを導⼊した環境配慮型SS(サービスステーション)を⼀般消費者へ周知し、普及促進を後押し•懸垂式StageⅡについては、設置事例を踏まえて、事業者の導⼊・設置時における課題整理や更なる導⼊促進策を検討•スーパー、ホームセンター等の⼩売業やメーカーと連携し、低VOC製品の販売強化を促進•Clear Skyの実現に向け、都⺠参加型イベントの開催や、低年齢・若年層向けの普及啓発等を⾏い、機運醸成を促進施策の取組状況生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現都民の安全・健康が確保された、より良質な都市環境の実現政策の実効性を高める横断的・総合的施策資 料 編危機を契機とした脱炭素化とエネルギー安全保障の一体的実現エネルギーの脱炭素化と持続可能な資源利用によるゼロエミッションの実現71

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