東京都環境白書2022
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生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現 人間活動や気候変動などの様々な要因により、世界中で生物多様性の劣化が進んでいる。 生物多様性の保全・回復は、植物による二酸化炭素の吸収や、雨水浸透による大雨被害の軽減など、気候変動の緩和・適応にも貢献し、人々の良質な生活に大きく関係している。 将来にわたって生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会を実現するためには、生物多様性を回復軌道に乗せていく必要がある。都は「東京都生物多様性地域戦略」を策定し様々な施策に迅速・的確に取り組んでいく。1 生物多様性の保全と回復を進め、東京の豊かな自然を後世につなぐ2 生物多様性の恵みを持続的に利用し、自然の機能を都民生活の向上にいかす3 生物多様性の価値を認識し、都内だけでなく地球規模の課題にも対応した行動にかえる55

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