東京都環境白書2022
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(詳細)8都⾃らの率先⾏動を⼤胆に加速●都有施設における太陽光発電設備の設置・太陽光発電設備設置量の⽬標を20,000kWへ引き上げ、全庁を挙げて設置を推進‣2022年度から都有施設(50施設)、都営住宅(100棟/年)、公社住宅(25棟/年)での設置を開始‣再エネの⾃家消費を最⼤化するため、余剰電⼒が⽣じる都有施設における蓄電池の設置を開始‣駐⾞場の屋根部分に太陽光パネルを設置するソーラーカーポートの整備を開始●都有施設でのVPP(バーチャルパワープラント)の構築・都有施設で⽣み出した再エネを施設間で需給調整するエネルギーマネジメントの構築に向けて、2023年度はVPPモデルの構築を開始し、再エネ最⼤化に向けた課題を検証<建材⼀体型太陽光発電設備(イメージ)><東京ビッグサイト(東京国際展⽰場)><VPPイメージ><フィルム型ペロブスカイト太陽電池(イメージ)>(積⽔化学⼯業株式会社提供)(⼤成建設株式会社・株式会社カネカ提供)<ソーラーカーポート(⼋王⼦給⽔事務所)>アグリゲーターによる遠隔制御都有施設間の需給調整●「ボトルtoボトル」などの⾼度リサイクルの導⼊・⾼度リサイクルの促進に向けて、2022年度からペットボトルのボトルtoボトルを都庁本庁舎において試⾏⽔平リサイクルカスケードリサイクル品質が低下した樹脂を他の⽤途で使うリサイクル<ボトルtoボトルのイメージ>●技術⾰新の促進・普及の初期段階にある建材⼀体型太陽光発電設備などを率先して都有施設に設置し、⺠間施設での取組拡⼤を促進・下⽔道施設(森ヶ崎⽔再⽣センター)にペロブスカイト太陽電池を設置する共同研究を開始生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現都民の安全・健康が確保された、より良質な都市環境の実現政策の実効性を高める横断的・総合的施策資 料 編危機を契機とした脱炭素化とエネルギー安全保障の一体的実現エネルギーの脱炭素化と持続可能な資源利用によるゼロエミッションの実現53

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