東京都環境白書2022
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生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現都民の安全・健康が確保された、より良質な都市環境の実現政策の実効性を高める横断的・総合的施策資 料 編危機を契機とした脱炭素化とエネルギー安全保障の一体的実現エネルギーの脱炭素化と持続可能な資源利用によるゼロエミッションの実現7気候変動適応策の推進2022年度の主な取組と課題等2023年度の主な取組(⾃然災害)•「TOKYO強靭化プロジェクト」を策定•⽬⿊川流域調節池(仮称)の事業化など、河川の豪⾬対策を推進•デジタルツインを活⽤した⽔害シミュレーションの構築を推進•災害にも強く健康にも資する断熱・太陽光住宅の普及拡⼤を促進ハード・ソフト両面から更なる最先端技術の活用、都市施設の整備推進が必要•「TOKYO強靭化プロジェクト」の策定を受け、⾼潮・洪⽔・⼟砂災害等の⾵⽔害対策を強化・加速•⽬標降⾬等を検討し2023年度に「東京都豪⾬対策基本⽅針」を改定するなど、総合的な治⽔対策を強化•仙川で新たな調節池を事業化•「東京湾沿岸海岸保全基本計画[東京都区間]」の改定を踏まえ、防潮堤の嵩上げを段階的に実施するとともに、排⽔機場の機能を強化•盛⼟による災害を防⽌するため、⼈⼯衛星による観測データ等の活⽤により、地形の改変が⾏われた箇所を抽出し、広範囲において不適正盛⼟を効率的に把握•豪⾬・台⾵時のLPガスボンベ流出事故を防⽌するため、事業者の安全機器導⼊への補助を開始(健康)•都道における遮熱性舗装等の整備や、既存住宅の省エネ改修等により暑さ対策を実施•蚊媒介感染症対策や⼈的被害を及ぼす外来⽣物等への対策を実施気温上昇による健康影響を最小限に抑制するため、予防策や対処策の更なる強化が必要•⼤気環境測定データの確定作業にRPA技術を活⽤し、⼤気モニタリング情報の提供を迅速化施策の取組状況47

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