東京都環境白書2022
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生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現都民の安全・健康が確保された、より良質な都市環境の実現政策の実効性を高める横断的・総合的施策資 料 編危機を契機とした脱炭素化とエネルギー安全保障の一体的実現エネルギーの脱炭素化と持続可能な資源利用によるゼロエミッションの実現4⽔素エネルギーの普及拡⼤2022年度の主な取組と課題等2023年度の主な取組(グリーン⽔素の利⽤に向けた基盤づくり)•再エネ由来⽔素の活⽤を⾒据え、再エネ由来⽔素活⽤設備や純⽔素型燃料電池導⼊の補助を実施•TIME TO ACT:⽔素フォーラム2022(国際会議)を開催し、グリーン⽔素のサプライチェーン構築に向けて知⾒を共有グリーン水素は製造コストが高く、本格活用に向けてはコスト低減が必要グリーン水素の製造・利用インセンティブが乏しい状況•都内でグリーン⽔素を製造・利⽤する機器の導⼊を⽀援•都有地におけるグリーン⽔素製造・供給施設の設置に向け、調査、設計を実施•国際サプライチェーン関連プロジェクト実施都市等との国際会議を開催•グリーン⽔素の環境価値を評価する制度を創設し、インセンティブによる事業者の製造・利活⽤を促進•パイプラインを含めた⽔素供給体制の検討・構築に向け、調査を開始(燃料電池⾞両等の普及拡⼤)•燃料電池⾃動⾞(FCV)の購⼊費補助を実施•FCバスに加え、⼩型燃料電池トラック(⼩型FCトラック)の導⼊⽀援を開始•燃料電池ごみ収集⾞の試験運⽤を実施するほか、燃料電池フォークリフトを市場で利⽤するトライアル実証を開始•世界初の⽔素旅客船「ハイドロびんご」の東京湾航⾏による⽔素技術のPR都内におけるFCVの導入は進んでいるが、販売車種が限定的なことが普及の障壁になっている商用車両は、国とも連携しながら導入拡大に向けた後押しが必要•FCVの購⼊費補助を継続•FCバス、⼩型FCトラック等の導⼊⽀援を加速•区市町村と連携した燃料電池ごみ収集⾞の実装化を推進•燃料電池フォークリフトの普及を促進するため、⾞両購⼊費の補助を実施•⽔素エネルギーなどを活⽤した庁有船の導⼊施策の取組状況35

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