東京都環境白書2022
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 人の健康を保護するとともに生活環境を保全する上で望ましい基準として、大気、水質、土壌の汚染及び騒音について環境基準が定められています。この基準は、環境基本法及びダイオキシン類対策特別措置法に基づいた公害対策を進めていく上での行政上の目標を示しています。環境基準物質環境上の条件物質環境上の条件⼆酸化硫⻩1時間値の1⽇平均値が0.04ppm以下であり、かつ、1時間値が0.1ppm以下であること。光化学オキシダント1時間値が0.06ppm以下であること。ベンゼン1年平均値が0.003mg/㎥以下であること。⼀酸化炭素1時間値の1⽇平均値が10ppm以下であり、かつ1時間値の8時間平均値が20ppm以下であること。トリクロロエチレン1年平均値が0.13mg/㎥以下であること。テトラクロロエチレン1年平均値が0.2mg/㎥以下であること。浮遊粒⼦状物質1時間値の1⽇平均値が0.10mg/㎥以下であり、かつ、1時間値が0.20mg/㎥以下であること。ジクロロメタン1年平均値が0.15mg/㎥以下であること。ダイオキシン類1年平均値が0.6pg-TEQ/㎥以下であること。⼆酸化窒素1時間値の1⽇平均値が0.04ppmから0.06ppmまでのゾーン内⼜はそれ以下であること。微⼩粒⼦状物質1年平均値が15μg/㎥以下であり、かつ、1⽇平均値が35μg/㎥以下であること。項⽬基準値項⽬基準値公共⽤⽔域地下⽔公共⽤⽔域地下⽔カドミウム0.003mg/L以下0.003mg/L以下1,1,2-トリクロロエタン0.006mg/L以下0.006mg/L以下全シアン検出されないこと。検出されないこと。トリクロロエチレン0.01mg/L以下0.01mg/L以下鉛0.01mg/L以下0.01mg/L以下テトラクロロエチレン0.01mg/L以下0.01mg/L以下六価クロム0.02mg/L以下0.05mg/L以下1,3-ジクロロプロペン0.002mg/L以下0.002mg/L以下砒素0.01mg/L以下0.01mg/L以下チウラム0.006mg/L以下0.006mg/L以下総⽔銀0.0005mg/L以下0.0005mg/L以下シマジン0.003mg/L以下0.003mg/L以下アルキル⽔銀検出されないこと。検出されないこと。チオベンカルブ0.02mg/L以下0.02mg/L以下PCB検出されないこと。検出されないこと。ベンゼン0.01mg/L以下0.01mg/L以下ジクロロメタン0.02mg/L以下0.02mg/L以下セレン0.01mg/L以下0.01mg/L以下四塩化炭素0.002mg/L以下0.002mg/L以下硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素10mg/L以下10mg/L以下塩化ビニルモノマー̶0.002mg/L以下ふっ素0.8mg/L以下0.8mg/L以下1,2-ジクロロエタン0.004mg/L以下0.004mg/L以下ほう素1mg/L以下1mg/L以下1,1-ジクロロエチレン0.1mg/L以下0.1mg/L以下1,4-ジオキサン0.05mg/L以下0.05mg/L以下シス-1,2-ジクロロエチレン0.04mg/L以下̶ダイオキシン類(⽔質)1pg-TEQ/L以下1pg-TEQ/L以下1,2-ジクロロエチレン̶0.04mg/L以下ダイオキシン類(底質)150pg-TEQ/g以下̶1,1,1-トリクロロエタン1mg/L以下1mg/L以下■⼤気汚染に係る環境基準※1pgはピコグラムと呼び、1兆分の1gを表す単位2TEQはダイオキシン類の中で、最も毒性の強い2,3,7,8­四塩化ジベンゾ­パラ­ジオキシンの毒性に換算して表したもの■⽔質汚濁に係る⼈の健康の保護に関する環境基準及び地下⽔の⽔質汚濁に係る環境基準生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現都民の安全・健康が確保された、より良質な都市環境の実現政策の実効性を高める横断的・総合的施策資 料 編危機を契機とした脱炭素化とエネルギー安全保障の一体的実現エネルギーの脱炭素化と持続可能な資源利用によるゼロエミッションの実現123

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