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更新日:2018年2月9日
高等学校校舎の抜け上がり(港区赤坂) (昭和34年撮影)
浮き上がった階段(江東区)(昭和49年撮影)
都内では、大正の終わりごろの測量結果から地盤が沈下していることがわかりました。当初は地殻変動かと思われていましたが、後に工業用や天然ガスの生産用に地下水が過剰に揚水されたことが原因であることがわかりました。
第二次世界大戦末期に一時沈静化した地盤沈下でしたが、戦後の復興とともに産業活動が再開され昭和30~40年代に沈下はピークを迎えました。
現在は、地盤沈下は沈静化していますが、例えば江東区南砂2丁目では、大正7年の観測開始~平成24年末までに累積で約4.5mの沈下が観測されています。写真は、周辺の地盤が沈下して、建物と一体で建築された階段が浮き上がっている様子です。
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