世界シェア約4%15,786579ゼロエミッション東京戦略 Beyond カーボンハーフ 6112,000■サステナブルファイナンス市場の推移(億米ドル)16,0002,0060出典:環境省「グリーンファイナンスポータル」を基に作成 市場の推移はグリーンボンド、サステナビリティボンド、サステナビリティ・リンク・ボンド、グリーンローン、サステナビリティ・リンク・ローンの発行額の合計値。為替レートは1USD=100円⃝「持続可能な経済・社会システムを支えるインフラ」としてのサステナブルファイナンスが世界で重視され、その市場が拡大傾向にある一方、日本のシェアは世界の約4%と僅かです。⃝GXの加速に向け、 GXスタートアップの育成や投資の促進、新技術の早期実装を強化していく必要があります。活性化に貢献してきました。さらに、 2024年度は、海外市場において外債による「東京サステナビリティボンド」を新たに発行しました。⃝2024年3月に官民連携「創エネ・蓄エネ推進ファンド」を創設しました。都は20億円を出資し、再エネ拡大に資する系統用蓄電池ビジネスのファイナンスモデルの確立を後押ししています。⃝次世代エネルギーの開発・普及に資するスタートアップ等を主要な投資対象とした官民連携のGXイノベーション促進支援ファンド(仮称)を設立し、社会課題解決に繋がる資金の流れの創出を促進⃝都内企業との協働によるイノベーションの創出、市場拡大等を通じたGX加速に向け、GX関連分野で高い技術力を有する外国企業の進出を重点的・集中的に支援⃝都内中小企業・スタートアップ等が持つ優れたGX技術をグローバルサウス諸国に展開し、世界の脱炭素化に貢献するとともに企業の成長を後押し⃝「東京グリーン・ブルーボンド」等を発行し、投資を通じた都民や企業等の後押しによ⃝温暖化により激甚化する風水害対策等を資金使途とする「TOKYOレジリエンスボ⃝セミナーやイベントを集中開催する「Tokyo Sustainable Finance Week」を通じ、 ⃝都の物品・サービス・建設資材等の調達において、環境に配慮したグリーンな調達を⃝制度やファンドの活用等により、Scope 3を含めたサプライチェーン全体での脱炭⃝グリーン製品の開発・生産の支援、ブランディングやPRをサポートし、社会全体でグり、都の施策を強力に推進ンド」を新たに海外市場で発行サステナブルファイナンスの機運を醸成推進することで、環境配慮型製品の普及を後押し素化に資する企業の取組を支援リーン製品が選ばれる機運を醸成〈主な政策の進捗状況〉⃝全国の自治体に先駆けてグリーンボンドの発行を開始し、2024年度からは、海洋環境の保全等に資する事業を加え「東京グリーン・ブルーボンド」にバージョンアップするなど、国内のサステナブルファイナンス市場の〈目標〉■企業での行動変容の促進脱炭素経営が進み、業務部門のCO2削減が加速。グリーン製品が市場に流通し、消費者の行動も変化■日本の機関投資家等を通じたサステナブル投資残高の世界全体に占める割合 15%以上 (2022年度実績:14.1%)GXスタートアップの育成等SDGs投資の促進サプライチェーン全体も視野に、新技術等の実装を促進 基盤づくりの必要性2035年に向けた取組■日本 ■世界世界のサステナブルファイナンス市場は6年間で約8倍に8,0004,0002017年201820192020202120222023政策 10ゼロエミッション東京の実現を支える基盤づくり (ファイナンス等)
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