2474海外を含めた供給体制の構築約10,000台約100基193139再エネ輸送燃料熱H2電力952050のあるべき姿▶安価なグリーン水素がパイプライン網により安定して都内広域に供給されている。産業や発電など様々な分野で活用され、都民の身近なエネルギーに430モビリティ世界の需要量は約5倍燃料電池小型トラック出典:Commercial Japan Partnership Technologies(株)サプライチェーン構築イメージ産業石油等モビリティ鉄鋼・化学熱需要燃料電池バス 出典:東京都交通局グリーン水素利活用施設出典:東芝エネルギーシステムズ(株)発電2050年2022年出典:経済産業省資源エネルギー庁「水素を取り巻く国内外情勢と水素政策の現状について」水素エネルギーの普及拡大の必要性⃝水素は使用時にCO2を排出しないクリーンなエネルギーであり、環境負荷の低減、エネルギー供給源水素エネルギーの普及拡大の“今”⃝グリーン水素の流通拡大には、製造コスト、環境価値の評価、調達等が課題となっています。⃝大型で走行距離が長い商用車両は燃料の需要量が大きく、水素の活用促進が重要です。水素エネルギーをめぐる動向世界ではグリーン水素の社会実装が加速⃝水素需要の拡大を見込み、世界では水素設備への投資が進むなど、産業競争が激化しています。加速する国の水素エネルギー戦略⃝日本は水素関連技術に強みを持ち、水素基本戦略を改定し水素社会推進法を施行するなど、サプラの多様化、非常時対応などの優れた特性を有しています。⃝再生可能エネルギー由来の水素であるグリーン水素は、再エネの調整力としても有望であるほか、運輸・発電・熱利用等幅広い分野の脱炭素化に貢献します。⃝グリーン水素が脱炭素社会実現の柱の一つとなるよう、需要拡大・早期社会実装化が必要です。✓✓燃料電池バスは、ディーゼルバスに比べ導入費・燃料費が高く、自立的な普及に至る途上です。✓✓燃料電池トラックは、小型車両での導入が始まり、今後製品の拡充が必要です。⃝水素ステーションは高い整備・運営費等の課題に対応し、整備エリアの拡充が求められています。⃝技術開発、コスト低減、需要拡大、サプライチェーン構築の好循環に向け、都は、水素ステーション整備やグリーン水素製造・利活用等の支援に加え、官民連携の取組を進めています。イチェーン構築に向けた集中的な投資促進等により、社会実装を加速しています。水素混焼による発電、水素還元製鉄など様々な機器や技術の開発も進められています。企業による水素エネルギーの取組も進展⃝大型トラックが2025年度以降順次導入されるなど、燃料電池商用車の生産が拡大。水素ボイラーやグリーン水素供給体制の構築燃料電池商用モビリティ導入台数商用車対応水素ステーション他県からの供給開始197台23基都内製造に加えて、他県からの供給が拡大約5,000台約40基2023実績2030目標2035目標38 ゼロエミッション東京戦略 Beyond カーボンハーフ■多様な分野のグリーン水素活用イメージ■好循環を目指す都の取組■世界の水素等需要量【百万トン/年】5342コスト低減水素需要の拡大水素の社会実装サプライチェーン構築技術開発政策 4水素エネルギーの普及拡大
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