東京都環境白書2024
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地域の実態に合わせた効果的な外来種対策を、自治•新たに2つの保全地域において作業計画を策定するとともに、既存10地域においては、作業実績等を踏まえた計画の見直し・改善のため、専門家から継続的なヒアリングを実施•新たな野生絶滅を回避するために、生態系に着目した保全策など、実効性の高い取組に関する基本的な考え方や対応の方向性を示した「保護上重要な野生生物の戦略的保全方針」を策定•保護上重要な野生生物の効果的な保全対策のあり方や優•「オガサワラカワラヒワ」の保全に向け、生息域外保全を推進•「キョン防除実施計画」に基づき、伊豆大島において、地域ごとに効果的な対策を実施。ドローンや自動通報システムなどのICT技術を活用し、捕獲を強化して実施•絶滅危惧種である「オガサワラカワラヒワ」の保全に向け、国や•「キョン防除実施計画」に基づき、伊豆大島において、地域ごとに効果的な対策を実施。ドローンや自動通報システムなどのICT技術を活用し、効果的な捕獲を推進•「東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画」に基づき、生活環境被害防止対策として自治体と連携した捕獲を推進。また、保全地域におけるアライグマ対策は、地域数を拡大し、17か所の保全地域で捕獲等を実施•「東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画」に基づき、生活環境被害防止対策として自治体と連携した捕獲を推進。また保全地域におけるアライグマの捕獲は13か所に拡大•ナガエツルノゲイトウの対策事例調査、防除の手引きを作成するとともに、情報連絡会の開催により、情報共有・連絡体制を構築<課題>都内の野生動植物種の絶滅危険度が高まる中、各主体による対策を推進していくためには、効果的な保全対策やそれらの優先度を示すことが必要•ナガエツルノゲイトウの生息状況調査を実施するとともに、情報連絡会の開催により、情報共有を推進。加えて、防除手法を検証する調査を荒川で実施78体と連携して実施することが必要先的に対策すべき事項等を示した方針検討を実施小笠原村と連携し、外来種対策を推進2023年度の主な取組と課題等(希少な野生動植物の保全と外来種対策)•新たに5つの保全地域において作業計画を策定するとともに、既存5地域においては、作業実績等を踏まえた計画の見直し・改善のため、専門家から継続的なヒアリングを実施施策の取組状況2024年度の主な取組1生物多様性の保全と回復を進め、東京の豊かな自然を後世につなぐ

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