東京都環境白書2024
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731 生物多様性の保全と回復を進め、東京の豊かな自然を後世につなぐ2 生物多様性の恵みを持続的に利用し、自然の機能を都民生活の向上にいかす3 生物多様性の価値を認識し、都内だけでなく地球規模の課題にも対応した行動にかえる 人間活動や気候変動などの様々な要因により、世界中で生物多様性の劣化が進んでいます。 生物多様性の保全・回復は、植物による二酸化炭素の吸収や、雨水浸透による大雨被害の軽減など、気候変動の緩和・適応にも貢献し、人々の良質な生活に大きく関係しています。 将来にわたって生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会を実現するためには、生物多様性を回復軌道に乗せていく必要があります。都は2023年4月に改定した「東京都生物多様性地域戦略」に基づき、様々な施策に迅速・的確に取り組んでいきます。戦略2生物多様性の恵みを受け続けられる、自然と共生する豊かな社会の実現

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