東京都環境白書2023
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都内の生物多様性の課題解決に向けた基盤情報となる野生動植物に関する情報を効果的、効率的に収集・蓄積していくことが必要•糞塊密度調査、自動撮影カメラ調査などにより、シカの生息状況等のモニタリングを実施するとともに、個体数管理のための捕獲を実施•植生保護柵設置工事、植生保護柵維持管理により、シカの食•自然環境デジタルミュージアム構想の検討を更に深化•様々な場を効果的に活用しながら、DXコンテンツの発信等、普•ICT技術を活用した生きもの調査アプリ等を用いることで、都民参加型の野生動植物情報の収集・蓄積をDX化を図りながら推進•「東京都レッドリスト(本土部)」の解説版である「東京都レッド<課題>生息状況や分布域の具体的な情報把握を行うとともに、更なる捕獲が必要<課題>デジタルミュージアム開設に当たり必要な知見、コンテンツ、ネットワーク等を蓄積していくことが必要67データブック(本土部)」を10年ぶりに策定害等からの植生保護を推進及啓発を実施施策の取組状況2022年度の主な取組と課題等(野生動物の保護管理等)•第6期東京都第二種シカ管理計画を策定、市町村や猟友会等と連携し、生息状況の把握、個体数管理及び植生被害の防止を実施(自然環境情報の収集・保管・分析・発信)•東京の自然環境の魅力をデジタル技術を活用して発信するミュージアムの構想を検討するとともに、自然情報コンテンツを先行的に発信2023年度の主な取組1生物多様性の保全と回復を進め、東京の豊かな自然を後世につなぐ

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