都内の野生動植物種の絶滅危険度が高まる中、各主体による対策を推進していくためには、効果的な保全対策やそれらの優先度を示した基本的な方針が必要•2023年度は新たに5つの保全地域において作業計画を策定するとともに、既存地域においては、作業実績等を踏まえた計画の見直し・改善のため、専門家から継続的なヒアリングを実施•ドローンや自動通報システムなどのICT技術をキョン防除事業に•2021年度に改定したキョン防除実施計画に基づき、伊豆大島•保全地域におけるアライグマの捕獲は、地域数を拡大し、14か所•ナガエツルノゲイトウの対策事例調査、防除の手引きを作成するとともに、情報連絡会の開催により、情報共有・連絡体制を構築•東京都アライグマ・ハクビシン防除実施計画を策定し、生活環境被害防止対策として自治体と連携した捕獲を推進、また、10か所の保全地域で特定外来生物であるアライグマの捕獲を実施•クビアカツヤカミキリに関する技術講習や、ナガエツルノゲイトウに関する河川施設管理者や関係自治体等との情報共有・連携体制の構築の検討を実施•保護上重要な野生動植物の効果的な保全対策のあり方や優•最も身近な侵略的外来生物であるアカミミガメ・アメリカザリガニに関して、ポスターを作成して普及啓発を行うとともに、アカミミガメは自治体や施設管理者などを対象とした講習会の実施や防除の手引を作成<課題>繁殖力が強いキョンの増加を抑制するため、更なる捕獲強化が必要66域で地域特性に応じた効果的な希少種対策を実施において、地域ごとに効果的な対策を実施2022年度の主な取組と課題等(希少な野生動植物の保全と外来種対策)•地元自治体やボランティア団体との連携を強化し、5つの保全地活用し、効果的な捕獲を推進の保全地域で捕獲を実施先的に対策すべき事項等を示した方針検討を行い、保全対策を推進施策の取組状況2023年度の主な取組1生物多様性の保全と回復を進め、東京の豊かな自然を後世につなぐ
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