東京都環境白書2023
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•大型台風の襲来が多い島しょ地域で安定した農業生産を維持できるよう耐風強化型パイプハウス等の農業用施設整備を推進•内水面養殖について、飼育用水の水量等を常にモニタリングし異常を感知する飼育環境制御システム等の効果を検証し、民間への技術移転を目指す•水源林の持つ機能のより一層の向上のため、間伐や枝打などの•合流式下水道の改善や高度処理施設の整備による水質改善•合流式下水道の改善や高度処理施設の整備による水質改善<課題>厳しい渇水や原水水質の悪化等に対するリスク低減、水質•新たな「生物多様性地域戦略」に基づき、雨水浸透による防災減災やヒートアイランド現象の緩和など、自然を活用して社会課題を解決する取組(NbS)などについて普及促進•気候変動適応センターと連携した情報の収集・整理・分析及び<課題>気温上昇などに適合した品目・品種への転換のために更なるデジタル技術の活用や技術支援等が必要の維持・改善を通じた快適な水環境の創出が必要<課題>区市町村や都民、事業者が、気候変動適応への理解を深め、取組を進めていくことが必要53る「東京型スマート農業」を推進保全作業やシカ被害対策等を実施発信を進めるとともに、区市町村への支援を実施保全作業やシカ被害対策等を継続して実施を継続して推進発信を進めるととともに、区市町村への支援を継続して実施施策の取組状況2022年度の主な取組と課題等(農林水産業)•気候変動下でも安定した農業生産を維持し、高収益を実現す(水資源・水環境)•水源林の持つ機能のより一層の向上のため、間伐や枝打などの(自然環境)•生物多様性地域戦略の改定に向けた検討•「保全地域の保全・活用プラン」の策定•希少種の保全方針策定に関する検討や、外来種の実態把握を実施<課題>生物の分布変化など、生物多様性への影響を最小化するとともに自然環境が持つ機能の活用や回復の取組強化が必要(気候変動適応センターとの連携)•気候変動適応センターと連携した情報の収集・整理・分析及び2023年度の主な取組7気候変動適応策の推進

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