東京都環境白書2023
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48●廃食用油のSAF化の推進・航空業界では、2050年カーボンニュートラル達成のため、持続可能な航空燃料(SAF)の調達・使用に取り組んでいるが、原料となる廃食用油やバイオマス等の調達に課題・SAFの原料となる廃食用油回収の拡大を図り、SAF製造へつなげる新たなサプライチェーン構築を後押しするため、企業と連携し、廃食用油回収促進事業を実施<廃食用油回収促進事業>(2023年度採択事業)①都内店舗を回収拠点とした専用容器による未利用資源(家庭系廃食用油)の回収・リサイクル等事業事業者:イトーヨーカ堂内容②日本初の国産SAF大規模製造に向けた廃食用油回収促進事業事業者:日揮HD、コスモ石油、レボインターナショナル内容①回収専用容器(リターナブルボトル)による家庭系廃食用油の回収②廃食用油のリサイクル(石鹸・インク溶剤等の製造及び将来的なSAF燃料への研究・開発)③回収拠点店舗を活用した消費者(都民)への周知活動①家庭系廃食用油の回収②SAF製造・利用に関する教育活動③SAFイベント・キャンペーンの実施④回収した廃食用油のSAF利用可否に関する検討<イベント・キャンペーン><リターナブルボトル><教育活動>(詳細)5持続可能な資源利用の実現

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