東京都環境白書2023
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•都民・事業者の参画による暑さ対策の•貴重な生物多様性を守る保全地域の指定拡大•希少な野生動植物の保全と外来種対策、野生•水源林の保全管理•原水水質の変化に対する的確か•気象災害に強い島しょ農業の•山地災害に強い森林の育成•スマート内水面養殖業の検証、•処理水質の向上など•地震や火山噴火等に加え、河川整備(護岸や調節池等)の更なる推進をはじめとした風水害への備えなど、刻々と変化するリスクを的確に捉えた対•熱中症による死亡者数の増加傾向や極端な高温発生リスクの増加見込などを踏まえ、気候変動適応の一分野である熱中症対策を強化するため、令•生物多様性の保全及び持続可能な利用に関する基本的な計画として、令和5(2023)年4月に「東京都生物多様性地域戦略」を改定13災害に強い森林づくり東京くらし防災・東京防災小河内ダムTOKYO強靭化プロジェクトupgradeⅠTOKYOクールシェアポスター自然公園の代表的な生き物のAR❍激甚化する豪雨や台風に伴う洪水、内水氾濫、高潮、土砂災害等の自然の脅威に対して、ハード・ソフト両面から、最先端技術の活用、都市施設の整備を推進❍気温上昇などに適合する品目・品種への転換に対する技術支援・普及対策等により強い農林水産業を実現育成導入支援など<災害時の電力に対する取組>•非常用電源の普及・整備(太陽光発電・蓄電池等の普及促進)•水素社会実現プロジェクト•マンションにおける防災力の向上<ソフト対策>•東京くらし防災・東京防災等による意識啓発などなど農林水産業❍厳しい渇水や原水水質の悪化等に対し、リスクを可能な限り低減❍合流式下水道の改善等を通じて快適な水環境を創出つ効果的な浄水処理の確保❍熱中症や感染症の患者発生、大気汚染による健康被害の発生など、気温上昇による健康への影響を最小限に抑制するための予防策や対処策の実施『気候変動適応法改正を踏まえた熱中症対策の強化』•熱中症予防アクションの促進•クーリングシェルター整備や普及啓発等に関する区市町村支援の強化機運醸成など❍生物分布の変化など、生物多様性への影響を最小化❍自然環境が持つ機能の活用や回復に関する取組を強化『生物多様性地域戦略に基づく取組の推進』•自然を活用して社会課題を解決する取組(NbS)等の普及促進動物の保護管理など『「TOKYO強靭化プロジェクトupgradeⅠ」を踏まえた風水害対策の強化』•総合的な治水対策の強化•高潮対策•地下鉄等における浸水対策•高台まちづくりの促進自然災害水資源・水環境自然環境健康2各分野における主なポイントに令和3(2021)年3月に「東京都気候変動適応計画」を策定策を盛り込んだ「TOKYO強靭化プロジェクトupgradeⅠ」を令和5(2023)年12月に公表和5(2023)年4月に改正気候変動適応法が国会で可決・成立上記を踏まえ、東京都気候変動適応計画を改定東京都気候変動適応計画の改定1計画改定の背景•都は、平成30(2018)年12月に「気候変動適応法」が施行されたことを受けて、令和元(2019)年12月に「東京都気候変動適応方針」を公表し、さら

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