東京都環境基本計画
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[都有施設における公共用充電器][小水力発電設備]085 ZEVの導入に併せたインフラ整備として、都有施設への公共用充電設備の整備方針を踏まえ、駐車台数10台以上の都有施設へ充電設備を原則導入するなど、ZEVの普及拡大を強力に後押ししていく。 また、都営住宅・公社住宅の居住者用充電器についても設置を進めていくとともに、誰もが利用できる公共用のEV充電器の設置を推進していく。 水素ステーションは、都内においては用地確保が困難であるため、都有地を活用するなど更なる整備促進を図っていく。 使い捨てプラスチック対策 職員に対する使い捨てプラスチック削減等の呼び掛けに加え、都有施設におけるボトルtoボトルや、プラスチックリサイクルの高度化を促進することなどにより、プラスチック利用の抑制を更に推進していく。食品ロス対策 都有施設の食堂や売店等における食品ロスの発生抑制や削減行動を徹底するとともに、イベント等における食品ロス削減行動の徹底に引き続き取り組んでいく。フロン対策 物品調達や公共工事におけるノンフロン機器等の導入を推進するほか、都有施設の新設・改修時におけるノンフロン機器等の計画的な導入を進めていく。また、点検等に係る技術的支援や、必要に応じた現場での立入指導の実施などにより、機器使用時及び廃棄時のフロン漏えい防止を徹底していく。ライフライン施設 水道事業におけるエネルギー使用量・温室効果ガス削減のため、施設の整備・更新に合わせて、太陽光発電設備や小水力発電設備の設置、省エネ型ポンプ設備の導入等の取組を推進していく。 下水道事業における省エネの徹底と再エネの利用拡大のため、水処理工程及び汚泥処理工程での省エネ型機器の導入や太陽光発電設備及びエネルギー自立型汚泥焼却炉の導入等の取組を推進していく。

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