[森林経営管理支援のイメージ]079・感染症を媒介する蚊のサーベイランスを実施するととも・大気汚染物質やその原因物質が都県境を越えて移動することから、九都県市等と連携してメカニズムの解明や対策を実施する。・5G・AI等の最新技術を活用した大気汚染対策につなげていくため、大気環境データのオープンデータ化を推進する。■ 住宅での暑さ対策・発生場所別で最も割合の高い在宅時の熱中症を防止するため、夏の熱の侵入を防ぐ高断熱窓や高効率エアコンの導入等、断熱・省エネ性能の高い「東京ゼロエミ住宅」の普及を図るとともに、既存住宅の省エネ改修を促進する。あわせて、住宅への遮熱性塗料の塗布や省エネ性能の高いリユース家電の普及などを図る区市町村の取組を支援する。■ スマートポールの整備・活用・スマートポールを通じて、気温・湿度等のデータを取得し、暑さ対策等の施策に活用する。■ 蚊媒介感染症対策・蚊媒介感染症等の発生状況や、感染予防策、適切な蚊の発生源対策の周知等により、感染症の発生リスクの低減を図る。に、病原体の検査体制を確保する。■ 人的被害を及ぼす外来生物等への対策・高温多湿の環境で繁殖するヒアリ等の外来種の侵入・定着リスクの増大が懸念されるため、国や区市町村と連携するとともに、ヒアリ等確認調査や都民への普及啓発等の実施により、都民の生命及び健康へのリスクを軽減する。■ 大気汚染物質の排出削減等・PM2.5と光化学オキシダントの濃度低減に向け、工場等の対策や自動車環境対策、事業者による自主的取組の促進など、多様な方法により原因物質の排出を削減する。農林水産業 気候変動の影響による農産物の栽培環境や海洋環境の変化、台風や豪雨等の被害などの懸念に対し、デジタル技術の活用等を進めていく。加えて、気温上昇などに適合した品目・品種の転換のための技術支援やきめ細かな普及指導、農業施設の整備の推進、森林循環の促進、漁業造成手法の開発などに取り組み、強い農林水産業を実現していく。■ 東京型スマート農業の推進・大型の台風や猛暑等の気候変動下においても安定した農業生産を維持し、小規模でも高収益を実現する「東京型スマート農業」を推進する。・インフラ環境や自然環境条件の厳しい島しょ地域に適したデジタル技術の活用方法を検証し、島しょ地域でのスマート農業の実装に向けた取組を加速する。■ 山地災害に強い森林の育成(スマート林業)・市町村、森林所有者、林業経営体等の森林経営管理の指針となる森林経営管理計画の作成を支援するシステムを構築・運用する。・ドローンやレーザー計測等の先端技術により取得した情報を当該システムにおいて利用するなど、森林の適正な管理と森林循環を促進する。
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