東京都環境基本計画
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<参考> 2030年目標排出量に対し、2014年(基準年)の削減率を算出備考:国において示された2030年BaU値及び都の今後の施策による削減見込み量(目標排出量)を推計し、2014年(基準年)との削減率を算出した。参考:国では、2021年に新目標としてフロンの排出量を2013年比で55%削減と設定した。※2現状の対策を継続した場合の排出量のこと。2030BaU排出量※28192030削減見込み量6812030目標排出量138(=819-681)(万t-CO2)2014排出量(基準年)3932030目標削減率(基準年比)65%0712050年のあるべき姿2030年目標施策の方向性製造・輸入使用時廃棄時●フロン排出量ゼロ ・ ノンフロン機器の普及拡大により、フロン使用機器を大幅削減 ・ フロン機器の徹底管理により、使用時・廃棄時の漏えいゼロを実現●フロン(HFCs)排出量(2014年度比) 65%削減 (約1.4百万t-CO2eq)・国による条約に基づくフロンの 生産・消費の段階的削減 フロンは極めて温室効果が高く、一度大気中に放出されると回収することができない。そのため、新たなフロン使用を抑制した上で、既存のフロン含有機器からの漏えいをゼロにしていく。 フロンの排出量ゼロを達成するため、機器の製造時、使用時、廃棄時のライフサイクル全般にわたる排出削減対策を、国や事業者等と連携して促進していく。・管理者機器管理の徹底・ノンフロン機器への転換 特に使用時・廃棄時の漏えい防止対策、ノンフロン機器の普及を加速させ、機器管理者をはじめとした全ての関係者の意識を転換していく。・フロン回収の徹底・国による再生・破壊

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