※7 Virtual Power Plant（仮想発電所）。IoTやクラウドを活用し、あたかも１つの発電所のように、需要、発電、蓄電をまとめてコントロールする仕組み048◆「ゼロエミ化に向けたDX等を活用した高度なエネルギーマネジメント」（イメージ）建物外や地区外● デジタル技術の活用 建物内や地区内●省エネ●再エネ（設置）●蓄エネ●エネマネ ゼロエミ住宅 ゼロエミビル ゼロエミ地区需給調整・ 開発事業区域にとどまらないエネルギーの有効利用に・ 積極的かつ他の開発への波及が期待される取組を導入・ 地域冷暖房区域での熱供給における再エネ利用など、・ デマンドレスポンスやVPP※7などの取組の検討を促すゼロエミッション地区の形成 建築物環境計画書制度、地域におけるエネルギーの有効利用に関する計画制度、都市再生特別地区、都市開発諸制度等、制度間の緊密な連携を図るなど、建築物の新築や都市再開発等の開発段階からゼロエミッション地区の形成を促進していく。 また、ゼロエミッション地区の形成を確実なものとするためには、エネルギーの有効利用というこれまでの枠を超え、脱炭素化に資する多面的な取組を誘導していくことが重要である。そのため、「地域におけるエネルギーの有効利用に関する計画制度」を次の観点から強化・拡充していく。・ 開発計画検討のより早い段階で、事業者自らが脱炭素化を見据えた方針を策定する仕組みに再構築資する取組の推進した開発事業者が評価される公表方法・内容の拡充脱炭素化に資する取組の評価仕組みの導入ゼロエミッション地区の形成と高度なエネルギーマネジメントの推進 都市開発はこれからの東京の姿を規定する。都は、カーボンハーフの実現に向け、都市開発段階からゼロエミッション地区形成や脱炭素社会への移行を図っていく。また、デジタルトランスフォーメーション等を活用した高度なエネルギーマネジメントの社会実装に向けた取組を進めていく。●再エネ設置・調達 ・ 建物・地区外に再エネ設置し託送 ・ 小売電気事業者から再エネ調達●蓄電池等の利用による 系統負荷軽減、レジリエンス向上 ・ 蓄電池やEV等を活用し、DR、VPP等により系統負荷軽減に貢献 ・停電時はレジリエンス向上高度なエネルギーマネジメントの推進に向けた取組 建物内・地区内の省エネの更なる促進や再エネ設備の最大限の導入に加え、建物外や地区外からの再エネ設置・調達によりゼロエミッションを実現する取組を推進していく。 また、蓄電池等の分散型エネルギーリソースの導入や制御システム構築の検討など、電力需給の調整力の創出を誘導していく。EVは動く蓄電池として、災害時のレジリエンス向上だけでなく、平常時は系統負荷軽減にも資する調整力としての機能を活用できるよう推進していく。 加えて、計測したエネルギーデータの見える化などの基本的機能に加え、AI・IoTを活用しながら、建物内外のエネルギー利用状況を踏まえた需給調整の最適化を図る、高度なエネルギーマネジメントシステムの導入や活用を進めていく。 AI、IoT等のデジタル技術を活用し、エネルギー需給を最適運用
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