東京都環境基本計画
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2050年のあるべき姿1 大気環境等の更なる向上〇 大気環境・ 世界の大都市で最も水準の高い良好な大気環境を実現してい〇 アスベスト・ 都内の建築物等に残る危険なアスベスト含有建材が適切に管理・ 処理され、大気中への飛散が防止されている〇 騒音・振動・ 騒音・振動問題の解決が進み、都民生活の快適性が向上している2 化学物質等によるリスクの低減〇 化学物質・ 環境中への化学物質の排出に伴う都民の健康等のリスクが最小化されている〇 土壌汚染・ 持続可能な土壌汚染対策が選択されるとともに、土壌・地下水中の有害物質濃度等の情報が社会全体で共有・管理されている3 廃棄物の適正処理の一層の促進○ 有害廃棄物による環境リスクが最小化されるとともに、産業廃棄物の不法投棄がゼロになっている○ 首都直下地震等発災後の災害廃棄物を迅速・適正に処理できるよう平時から準備がされている戦略3 都民の安全・健康が確保された、より良質な都市環境の実現2030年目標る〇 大気環境・ PM2.5:各測定局※の年平均 10μg/m3以下・ 光化学オキシダント濃度:年間4番目に高い日最高8時間値の3年平均 0.07ppm以下・ 光化学スモッグ注意報の発令日数:ゼロ※ 特定の地域での高濃度化を防ぐ観点から、各測定局における年平均を目標として設定○ アスベスト・ 平常時:建築物の解体・改修工事現場等におけるアスベストの飛散防止措置が適正に講じられている・ 災害時:倒壊建築物に由来するアスベストの飛散防止対策を迅速に実施できる体制が構築されている○ 騒音・振動・ 建設現場から発生する騒音の低減に向けた効果的な対策が定着している〇 化学物質・ 環境中の化学物質濃度が環境目標値と比較して十分低減されている〇 土壌汚染・ 法・条例対象となる土壌汚染対策は、「土壌の3R※」が考慮されるとともに、土壌・地下水に関する届出情報が社会全体で共有されている※「土壌の3R」・ Reduce :土壌の場外搬出入量の削減・ Reuse :土壌の資源活用(適正な管理の下での盛土利用等)・ Remediation :原位置浄化、現場内浄化等○ 一般廃棄物の排出量 410万t○ 最終処分量 77万t○ 都内全域において、災害廃棄物を迅速かつ適正に処理する体制を構築150

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