東京都環境基本計画
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気候変動対策・ 河川の水位差などを利用した小水力発電や河川熱などの再エネ・未利用エネルギーの利用を検討する。・ 河川・運河等の整備・改修に当たっては、みどりを保全・創出するとともに、水と緑のネットワークの形生物多様性の保全・みどりの創出・ 水生生物や水辺生物が生息しやすい護岸、水深、河床構造等を採用するとともに、必要なところでは魚道・ 河川水量の回復に努める。浸透性が高く、植栽可能な護岸とするなど、水循環の再生を図る。・ 河川が環境の保全に果たす多様な機能に着目し、多自然川づくりを進める。・水辺へのアクセスの確保に努める。・堆積した汚泥のしゅんせつ等の対策を実施することなどにより、水質汚濁対策を進める。・ 集中豪雨・高潮等による浸水被害の防止など、安全性向上に配慮した施設整備を進める。水循環の再生と水辺環境の向上ヒートアイランド対策・ 川沿いの風の通り道に配慮して整備を行う。・ 河川の熱環境緩和作用を活用するため、水辺の緑化に努める。景観形成歴史的・文化的遺産の保全・再生・ 地域の景観特性に配慮した計画とし、河川・運河と調和した街並み景観形成を図る。・ 自然環境及び歴史的景観資源等の保全を図りながら、これらの資源を生かした景観形成に努める。・ 工事に伴う大気汚染、騒音・振動、水質汚濁等の防止及び温室効果ガスの削減に努める(排出ガス対策型・工事期間中の配慮・ 工法や工期なども含め、温室効果ガスの排出量がより少ない手法の選択に努める。・ エネルギー消費・温室効果ガス排出を伴う施設等の整備に当たっては、その消費、排出が最小になるよう、気候変動対策・ 省エネ性能の高い機器や設備を導入する。・ 必要なエネルギーについては、再エネの活用を積極的に選択する。大気環境の向上・ 施設の稼働に伴う、大気汚染の発生を防止する。・ 入港船舶からの大気汚染物質の更なる排出抑制を図る。・ 海辺の立地条件にあった公園・緑化の整備に努める。・ 近自然型護岸などにより、水生生物や水辺生物の生息環境の整備に努める。・海上公園等を活用し、自然とのふれあいの場を拡充する。生物多様性の保全・みどりの創出・ 施設の稼働に伴う、水質汚濁の発生を防止する。・ 埋立て等による海域、海流の変化により水質汚濁が生じることを防止する。・ 埋立て等による海域や海流の変化により、生態系に影響を及ぼさないよう努める。・ 台風・豪雨等による土砂災害や高潮等による浸水被害の防止など、安全性向上に配慮した施設整備を進める。ヒートアイランド対策・ アスファルトやコンクリート等の舗装部分を極力減らし、遮熱性・保水性のある舗装を採用するよう努める。水循環の再生と水辺環境の向上・ 緑地を極力、確保・創出する。景観形成歴史的・文化的遺産の保全・再生・ 地域の景観特性に配慮した計画とし、周辺地域と調和した景観形成を図る。・ 自然環境及び歴史的景観資源等の保全を図りながら、これらの資源を生かした景観形成に努める。・ 工事に伴う大気汚染、騒音・振動、水質汚濁等の防止及び温室効果ガスの削減に努める(排出ガス対策型・工事期間中の配慮・ 工法や工期なども含め、温室効果ガスの排出量がより少ない手法の選択に努める。成を図る。を整備するなど、生きものの生息空間の確保に努める。低騒音型・低燃費型建設機械の使用など)。計画する。低騒音型・低燃費型建設機械の使用など)。137事業別配慮の指針2 河川・運河等整備事業別配慮の指針3 埋立・港湾整備

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