41,050t/年(2015年度)[PM2.5・Oxの発生メカニズム]航空機・船舶 1%建設機械 1%移動発生源燃焼系固定発生源ボイラー等 2%その他 1%接着剤(工場外) 3%接着剤(工場内) 2%[VOC総排出量の内訳(2015年度)][NOx総排出量の内訳(2015年度)]家庭用塗料・接着剤 2%塗装(工場内) 7%一般家庭・オフィス19%民生部門 17%11%60.4千t/年(2015年度)自動車 9%2%金属等表面処理 1%クリーニング 7%工場・民生等 33%船舶・航空機 16%塗装(工場外) 16%固定発生源蒸発系68%印刷 15%給油等 16%ディーゼル車 35%自動車 43%ガソリン・LPG車 8%建設機械等 9%※ 四捨五入により合計値が合わない場合がある。※ 自動車の排出量には始動時の影響分等を含む。工場・給油・屋外塗装等自動車・船舶等光化学オキシダントNOxVOCボイラー・焼却炉等一般家庭・オフィス自然由来(植物等)SPMPM2.51052030年目標施策の方向性●大気環境 ・ PM2.5 : 各測定局※1の年平均 10㎍/㎥以下 ・ 光化学オキシダント濃度:年間4番目に高い日最高8時間値の3年平均 0.07ppm以下 ・ 光化学スモッグ注意報の発令日数 : ゼロ●アスベスト ・ 平常時:建築物の解体・改修工事現場等におけるアスベストの飛散防止措置が適正に講じられている ・ 災害時:倒壊建築物に由来するアスベストの飛散防止対策を迅速に実施できる体制が構築されている●騒音・振動 ・ 建設現場から発生する騒音の低減に向けた効果的な対策が定着している※1 特定の地域での高濃度化を防ぐ観点から、各測定局における年平均を目標として設定大気環境 大気汚染を引き起こす物質の発生源は、主に工場・事業場等の「固定発生源」、自動車等の「移動発生源」、塗料や接着剤等の「民生品からの発生源」に分けられる。PM2.5及び光化学オキシダントを低減させるため、これらの発生源からのNOxとVOCを低減していく。また、大気環境の更なる向上に向け、発生源対策に加え、大気環境のモニタリングや、未だ未解明の部分も多い大気汚染物質の生成メカニズム等の研究、近隣自治体との連携等、あらゆる視点で取り組んでいく。 光化学オキシダント(対流圏オゾン)等の大気汚染物質は気候変動に影響を与えることや、大気汚染物質を削減する取組の多くは同時にCO2の排出削減効果があることから、大気環境対策及び気候変動対策の双方の観点から施策を展開していく。
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