[海洋プラスチックごみ][高尾ビジターセンター(利用者への解説)][Webサイト「里山へGO!」][高尾の森自然学校(生きもの観察)]099Column資源循環促進による生物多様性への貢献 持続可能な資源利用の実現を目指し、東京における持続可能な「消費・生産」について検討し、その実現に向けた施策を実施していく。また、プラスチックごみや食品ロスの削減による地球規模の生物多様性への負荷軽減に向けた対策を実施していく。 東京都には、生物多様性に関連した環境教育や自然体験活動を行う拠点が多くあります。 自然公園(国立公園、国定公園、都立自然公園)では、ビジターセンターの解説員等と協力・連携の下、ボランティアによる自然教室や利用案内などの活動も行っています。 保全地域では、身近な里山における森の手入れ、クラフト体験、稲刈り体験などを行う里山保全活動の体験プログラム「里山へGO!」を行っています。 また、大学と協定を結び、大学生に緑地保全活動に参加する機会を提供する東京グリーン・キャンパス・プログラムを実施しています。 企業等においても、様々な取組が行われています。例えば、(一財)セブン-イレブン記念財団は、都との協働事業として「高尾の森自然学校」を運営し、一般都民向けの自然観察や森林整備体験等の環境体験学習プログラムを開催するなど、生物多様性を守り、地域の自然、歴史、文化などを次世代に継承していく人材を育てる取組を進めています。都内だけでなく地球環境にも配慮・貢献する行動変容経済活動や消費行動における生物多様性への配慮 グリーン購入等の推進により環境への負荷を低減するとともに、環境認証商品や生物多様性に配慮した商品の普及を促進していく。また、生物多様性の保全にもつながるグリーンファイナンスを促進していく。気候変動対策と生物多様性保全の同時解決 2050年までに世界のCO2排出実質ゼロに貢献する「ゼロエミッション東京」の実現を目指し、2030年までに都内温室効果ガス排出量を半減する「カーボンハーフ」に向けた施策を推進していく。また、気候変動対策と生物多様性保全の連関を踏まえ、両課題の解決に貢献する各種施策を推進していく。民間との協働による環境体験学習
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