東京都環境白書2021
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状ディーゼル⾞規制や⼯場等の排出削減に取り組み、PM2.5は、2019年度に全測定局で国内の環境基準を達成し、2020年度も順調に濃度は低減PM2.5とOxの共通の原因物質である、窒素酸化物(NOx)2021年5月からは、水素を燃料とする蒸気ボイラーを対象とする認定制度に新たな区分(グレードH)を追加72都内測定局のPM2.5環境基準達成率及び全測定局平均濃度の推移一方、光化学オキシダント(Ox)は、全ての測定局で環境<⾃動⾞環境対策><⼯場等の対策>基準未達成と揮発性有機化合物(VOC)の削減を推進⾃動⾞利⽤の抑制やZEV等の普及促進条例に基づく排出ガス規制、低NOx・低CO2小規模燃焼機器や給油部門におけるStageⅡの導入促進、ClearSky事業等による⾃主的取組促進<広域連携や最新技術を活⽤した施策>•九都県市大気保全部会等で連携し、広域的な対策を推進•大気環境のオープンデータ化など、最新技術を活⽤した大気汚染対策の推進<Clear Sky実現に向けた大気環境改善促進事業>NOx、VOC対策に取り組む事業者を募集し、取組を広く紹介することで、⾃主的取組による排出削減を促進。また、都⺠が大気環境に対する興味・関心をもつよう、SNS等を活⽤した呼びかけやイベントを開催<低NOx・低CO2小規模燃焼機器制度>窒素酸化物と二酸化炭素の排出が少ない小規模燃焼機器を「低NOx・低CO2小規模燃焼機器」として認定し、環境負荷のより小さい機器の導入を促進Clear Skyロゴ認定証票(ラベル)Instagramを活⽤したイベント水素ボイラーの例現取組の枠組今年度の主なトピック(詳細)PM2.5・光化学オキシダント対策

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