東京都環境白書2021
63/134

61⇒ 森林所有者の世代交代が進み、相続等を背景に相手先の関係者が増加するなど、効率的な執行が課題<森林の公益的機能>森林には、水を貯える(水源かん養)、⼟砂の流出をおさえる(⼟砂流出防⽌)、レクリエーションや安らぎを与える(保健休養)、野⽣⽣物の⽣息場所の提供(⽣物多様性の保全)などの働きがあり、これらを称して「公益的機能」という。森林再⽣事業等の実施【累計】●多摩地域のスギ・ヒノキ⼈⼯林の間伐・枝打ちを実施し、⼟砂流出防⽌、水源涵養等の公益的機能改善を推進〔森林の多⾯的機能(イメージ)〕間伐枝打ち●森林再⽣事業等を引き続き着実に実施するとともに、地元⾃治体と連携した森林所有者へのチラシ配布の継続、広報東京都の活用など、新規協定者の確保を推進2019年度10,333 ha2,157 ha〔間伐・枝打ちにより林床植⽣が豊かになった森林〕No.39荒廃した多摩の森林の針広混交林化を進め、動植物の生息・生息空間の復活を図る昨年度の取組と主な課題等項目実績(指標)今年度の取組2020年度10,888 ha2,274 ha生物多様性の保全・緑の創出

元のページ  ../index.html#63

このブックを見る