≫≫≫≫◆◆4世界で最も環境負荷の少ない都市を目指し取り組んできた幅広い環境政策をさらに進化・発展させ、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(東京2020大会)とその後を見据え、環境政策と経済成長を両立させた「世界一の環境先進都市・東京」の将来像やこれを目指した政策展開を明らかに【気候変動】≫COP21でパリ協定が採択。世界共通の目標として産業革命前からの平均気温の上昇を2℃未満に保ち、1.5℃に抑える努力が明記【資源循環】≫経済成長や人口増等により、世界の資源消費量は今後も【生物多様性】≫国際自然保護連合のレッドリスト(2015年11月改定)では既に絶滅したと判断された種は903種で、 過去100年での絶滅スピードはこれまでの1000倍以上【大気】≫国内でも光化学オキシダントの環境基準を達成する測定【持続可能な開発目標】≫国際社会共通の目標として、エネルギーへのアクセス、持するため、新たな東京都環境基本計画を策定●2030年までに温室効果ガス排出量を30%削減(2000年比)●2030年までに再生可能エネルギーによる電力利用割合30%程度●2030年までに家庭用燃料電池100万台、水素ステーション150か所●2030年度の一●2030年度に最般廃棄物終処分量を25%削減(2012年度比)●2030年度に保全地域等での自然体験活動参加者数延べ5万8千人●自然公園の潜在的な魅力の掘り起し●2030年度までに全ての測定局における光化学オキシダント 濃度を0.07ppm以下●真夏に人々の感じる暑さが軽減されるエリアの増加●多様な主体との連携、世界の諸都市との技術協力等の推進●環境学習、環境広報の充実強化2016(平成28)年3月策定これまでも「世界で最も環境負荷の少ない都市」の実現を目指し、幅広い環境施策を展開前計画策定から8年が経過し、都の環境施策に関わる状況は大きく変化東日本大震災後のエネルギー需給をめぐる問題、気候変動対策、資源制約の高まり、大気環境改善、生物多様性の保全など、取り組むべき課題が山積社会経済情勢の変化や技術革新にも柔軟に対応し、先進的な環境施策を積極的に展開していく必要東京2020大会を契機に、持続可能な都市実現への取組をレガシーとして継承都の総力を挙げて取り組むとともに、都民、事業者等と連携して政策展開大幅に増加する見込み局は1%に満たない状況が継続続可能な消費と生産等の視点◆最高水準の都市環境の実現 ◆サステナビリティ ◆連携とリーダーシップ≫環境政策と経済成長が両立すること はもちろん、相互に良い影響をもたらすように施策を構築・展開≫東京2020大会後においても、環境施策やその成果を継続・発展≫持続可能な都市の実現に向け、新たな価値観やライフスタイルを創出リサイクル率37%≫中小規模事業所等への取組支援 ≫住宅の省エネ性能向上≫地産地消型再生可能エネルギー導入の拡大 ≫水素エネルギーの普及・拡大≫食品ロス削減の促進 ≫事業系廃棄物のリサイクルの促進≫先進企業等と共同したモデル事業の実施 ≫新たなスタイルによる公共空間の美化≫花と緑による都市環境の向上 ≫生物多様性に配慮した緑化の推進≫多様な主体の参画による自然環境の保全≫新たな時代にふさわしい自然公園のあり方検討 ≫低NOX・低CO2小規模燃焼機器の普及拡大 ≫暮らしに身近な低VOC商品の選択促進 ≫クールスポットなど暑熱環境の改善≫世界の諸都市との政策連携・技術協力 ≫都民、NGO/NPO、企業等との連携≫次世代の人材育成等の充実・強化 ≫東京都環境科学研究所の機能強化 2020年/2030年東 京 都 環 境 基 本 計 画 の 概 要 新たな計画の位置付け東京を取り巻く状況
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