東京都環境白書2021
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44東京都環境白書2021 世界の資源消費量の増加により、地球規模での環境影響が増大しています。大都市の消費生活や事業活動においても、大量の資源が利用されることから、都としても環境負荷低減に向けて責任を果たしていく必要があります。これまで、2030(令和12)年に実現する姿として、「持続可能な資源利用への転換」と「良好な都市環境の次世代への継承」を目指し、取組を推進してきました。 これからは、環境問題を巡る国際的な議論を踏まえた資源循環を追求するとともに、超高齢社会・人口減少社会の到来や首都直下地震等に対して、廃棄物処理における備えを確実に進める必要があります。 都は、2021年9月に資源循環・廃棄物処理計画を改定し、東京が大都市としての活力を維持し、社会を発展させるため、持続可能な形で資源を利用する社会の構築を目指すとともに、社会的なコストや環境負荷を踏まえた上で、社会基盤としての廃棄物・リサイクルシステムの強化を目指し、様々な施策に取り組んでいきます。「持続可能な資源利⽤」の推進静脈ビジネスの発展及び廃棄物の適正処理の促進災害廃棄物対策の強化2.3R・適正処理の促進と     「持続可能な資源利⽤」の推進

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