2030年カーボンハーフに向けた取組の加速 - Fast forward to “Carbon Half”-
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走行量•各種施策により自動車走行量は減少してきたが、ここ数年は横ばい傾向であり、「自動車」か人・モノの流れを効率化するとともに、自転車・徒歩・公共交通機関環境配慮型のマルチエネルギーステーションが社会インフラとして定着ラインナップの多様化により小型車から大型車まで幅広くZEVが普及し、多様なニーズに対応できる自動運転やMaaS※2利用社会に向けたモビリティ改革が進展ゼロエミッションバイクの市場が拡大し、二輪車の非ガソリン化が加速ー※320現状<カーボンハーフ>1台当たりのCO₂排出量※1燃料を手に入れる段階(井戸)から実際に走行させる段階(車輪)まで全体を通しての環境負荷を示す概念※2 Mobility as a Serviceの略。出発地から目的地まで、利用者にとって最適経路を提示すとともに、複数の交通手段やその他サービスを含め、一括して提供するサービス※3 二輪車については、実績値の把握方法を検討中※4 非ガソリン車:ZEV、ハイブリッド自動車(HV)のこと(乗用車に加えバスや貨物車、二輪車を含む。)。の利用などCO₂排出を抑制する行動へ移行40.2%(2020年度)ら「CO₂排出を抑制する移動手段(自転車など)」へ転換を促進することが必要•非ガソリン車※4の乗用車の新車販売は近年増加傾向であるが、ガソリン車と比較して車両価格が高いことから初期費用の軽減と、ZEV普及に向けた充電インフラの設置拡大が必要2030(2020年度)(2020年度)②自動車の脱炭素化⇒自転車・徒歩・公共交通機関の利用などCO₂排出を抑制する行動への移行⇒人・モノの流れの効率化⇒乗用車の非ガソリン標準化、ZEV推進、バス・トラックの特性に応じたZEV化⇒ZEVインフラの整備促進(2020年度)ゼロエミッション東京戦略政策4326基(2020年度)22か所(2020年度)2050年の目指すべき姿2030年カーボンハーフスタイル~社会変革のビジョン~▶人やモノの流れが最適化▶都内を走る自動車は全てZEV化▶再生可能エネルギーの利用が進み、Well-to-Wheel※1におけるゼロエミッションを実現2030年目標と現状2030年に向けた取組の基本的考え方①自動車利用の抑制2.3%108台(累計)2.7%①自動車利用の抑制②自動車の脱炭素化運輸部門

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