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放射性物質の半減期

ページ番号:687-893-227

更新日:2023年12月14日

放射性物質の半減期の考え方

放射性物質は、壊変(崩壊)※を繰り返し、最終的に安定した物質へ変化すると放射線を放出しなくなります。

壊変によって始めの放射性物質の数が半分になるまでの時間を半減期といい、放射能は、時間が経つにつれて弱まっていきます。その減り方は規則性を持っていて、半減期は、放射性物質の種類によって異なります。

※壊変(崩壊)とは原子核が放射線を出して別の原子核に変わる現象のことです。

放射線副読本より掲載

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。放射線副読本(文部科学省)(外部サイト)


 表 放射性物質の半減期

放射性物質半減期
ラドン2223.8日
ヨウ素1318日
セシウム1342.1年
セシウム13730年

放射線副読本より作成

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放射性物質の半減期を踏まえた放射線量推計

放射性物質の放射能は半減期の効果により時間の経過とともに同じ割合で減少していくので、事故から1年後、2年後・・・放射線量も減少していきます。

表 セシウム134(Cs134)及びセシウム137(Cs137)の放射線量の減衰割合(推計)

経過年数放射能の減衰割合(当初量を1とする)放射能の減衰割合(当初量を1とする)

放射線量の減衰割合

(当初量を1とする)

Cs134Cs137
01.001.001.00
10.720.980.79
20.520.960.64
30.370.930.52
40.270.910.44
50.190.890.38
60.140.870.34
70.100.850.30
80.070.830.28
90.050.810.26
100.040.790.24

1 土壌中のCs134、Cs137の比率は1:1

2 Cs134の半減期は2.1年、Cs137の半減期は30.2年

3 Cs134、Cs137の放射線量に与える影響の割合は7.3:2.7

※第64回原子力安全委員会(平成23年8月24日)配布資料の数値を使用し計算

放射線量の減衰割合(推計)


詳細はこちら

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。現在の空間線量率から将来の空間線量率を予測する考え方について(原子力規制委員会(旧原子力安全委員会))(PDF:325KB)

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