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更新日:2018年2月9日
環境確保条例に土壌汚染に関する規定を設け、平成13年10月に施行したことから、多くの工場跡地等で土壌汚染対策がとられてきました。しかし、土壌汚染の処理費用は高く、特に中小零細事業者にとっては狭い土地にも適用できる低コストな処理技術が求められています。
このフォーラムは、土壌汚染処理の市場に競争を促して、低コスト処理技術の開発促進を図ることを目的として開催いたしました。
事業者、各種業界団体、土壌汚染ビジネス関係者、行政職員など約400名の方が参加されました。
開催日時:平成16年7月12日(月曜日) 13時~
場所:都民ホール(都議会議事堂1階)
内容:プログラムはこちら(11KB)
1.開会あいさつ 13時~ 小池 正臣(東京都 環境局長)
2.第1部 講演 13時10分~
3.第2部 プレゼンテーション 14時10分~
(発表の詳細)
第1部 講演
- 低コスト・低負荷型土壌汚染対策技術の開発促進について
鏑木 儀郎(環境省 環境管理局 水環境部 土壌環境課長) - 時間軸を意識した土壌汚染対策
佐藤 雄也(社団法人土壌環境センター 専務理事) - 都内の土壌汚染の実態と低コスト処理技術の必
要性について
池田 茂(東京都 環境局 環境改善部副参事)
第2部 プレゼンテーション
これまで条例で判明した小規模な事業場における汚染実態を基に東京都が設定した2つのモデルケースに 適用できる浄化技術について9社・グループがプレゼンテーションを行いました。
ケース1 (重金属による土壌汚染)
- 土壌洗浄法
毛利 光男(清水建設(株)) - マグネシウム系固化材を用いた重金属等汚染土壌の固化・不溶化処理技術
保賀 康史((株)鴻池組) - 重金属汚染土壌の原位置浄化技術 -電気修復法(Electro-Remediation)
池畑 伸一((株)淺沼組・(株)みらい建設グループ)
ケース2 (VOCによる土壌汚染)
- 『超微細鉄粉注入』『環境浄化用鉄粉原位置混合攪拌』による揮発性有機塩素化合物汚染土壌・地下水浄化
福角 孝雄(前田建設工業(株)) - 土壌還元法
谷口 紳((株)荏原製作所) - プロパゲーションと注入井戸を用いた複合原位置浄化技術
大澤 武彦((株)アイ・エス・ソリューション) - 「フェントン法を活用した原位置化学的酸化法」による浄化技術
藤城 春雄(清水建設(株)) - 特殊注入剤によるVOC汚染土壌の浄化
石原 慎太郎((株)みらい建設グループ・東急建設(株)) - サイクリック・バイオレメディエーション
南川 玲子(東和科学(株)) - 光触媒シートと太陽光を使ったVOC汚染土壌の浄化
磯和 俊男(東京大学先端科学技術研究センター・(株)エコグロ-バル研究所)
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このページの担当は環境改善部 化学物質対策課です。
